ひとをびっくりさせる建築?
建築家・吉田鉄郎氏の言葉。
(吉田氏は東京中央郵便局の設計者として知られる)
↓東京中央郵便局
『ひとをびっくりさせるような建築もおもしろいかもしれない。
しかし、そんなものは、
ほんとうの天才でなければできるわけのものでもないし、
また、そんなものは、
そうたくさん必要もあるまい。
柄でもないのに
うっかりそんなまねをして失敗すると
多くの人々に迷惑をかけずばすむまい』
1950年に建築雑誌、という雑誌に投稿された文章だそうです。
先日、紹介した本「普通の住宅、普通の別荘」(中村好文著)のなかで、
この言葉が紹介されていて、僕も知りました。
最近は、デザイン住宅とか、オサレな住宅(笑)が、流行りではありますが。
・・・
吉田鉄郎さんのこの言葉は、住宅屋は肝に銘ずるべきだとおもうなあ。
関連記事