2017年11月11日

飛騨高山にフィン・ユール邸

フィン・ユール(1912-89)は、デンマークの家具デザイナー。

イージーチェア、が有名です。





フィン・ユール自邸の再現が飛騨高山で見ることができる、とききました。



飛騨高山の家具メーカー「キタニ」さん、フィン・ユール邸の再現をしていると聞きまして(驚)

キタニさんのホームページ




こういう感じで再現されている、と。











ちなみに、本物のフィン・ユール邸の写真↓




↓奥にあるソファーは「ポエト」、その向かいにあるのが「チーフティンチェア」。
どちらもユールの代表作。








簡素にして凛としている。
飾り気がなく品がある。





これが、北欧建築の魅力のひとつ。






キタニさんが再現されていらっしゃるという「飛騨高山のフィンユール邸再現」は、ぜひとも見て体感してみたい・・・

  


Posted by おかもと社長 at 15:27Comments(0)家具照明インテリア

2017年11月04日

ブルックリンスタイル

こちらの写真は・・・
愛知県金山で評判の「THE BROOKLYN CAFE 金山店」さん。









カフェスタイルのインテリアもなかなかに奥が深く。

カフェ風住宅、カフェ風LDKを見るよりも、
カフェそのものを見た方がはるかに参考になります。




一番いいのは、行ってみること、ですね。笑

愛知県金山ならそんなに遠い距離じゃない、行こうと思えば行けるので。  


Posted by おかもと社長 at 13:33Comments(0)家具照明インテリア

2017年11月03日

サザエさん考

サザエさん、といえば、国民的長寿アニメだ。
サザエさんを知らない、見たことない、という日本人はほぼいないであろう。

日曜の午後6時半。
サザエさんを見終わったら「明日から月曜かぁ」、と
まるでパブロフの犬のように憂鬱になってしまうという「サザエさん症候群」という言葉まで現れたほど。

そのくらい国民に認知されているのである。




さて。

民放テレビ番組には「提供(スポンサー)」が必要だ。
それがなければ製作できない。






東芝さんが来年3月にスポンサーをついに降りるそうです。。。
なんか、さみしいですね(これ、前も言いましたが)










この状況を受けて。

この際、サザエさんそのものを打ち切りにしてもいいのでは?

という声がニュースで出始めています。



ニュースによると。。。

労働社会学が専門で、千葉商科大学国際教養学部専任講師の常見陽平氏は、
「家族の在り方も働き方も、サザエさんで描かれるものは現実とズレすぎている」と強調する。




ふむ。。。。

たしかに、一理ある、これは。





サザエさんは、妻側の両親と暮らす二世帯住宅だ。
磯野家とフグ田家の2つの世帯が暮らしている。




今でこそ、これはごくありふれた「二世帯住宅」であるが。
作者の長谷川マチ子氏がこの家族形態を世に提示したのは、昭和30年代であり。
これはきわめて異例の特異な家族構成であった。







サザエさんは、きわめて斬新な家族構成の在り方を提示した画期的なものであったが。

残念ながら、平成の現代にはまったくマッチングしなさすぎる。


家族の在り方や働き方、家事育児の分担など、現代とはミスマッチであり。
もはや時代劇を見ているようだ。笑





住宅家としてもいろいろと考えされるところ。

二世帯住宅、そしてかつての昭和の住宅のつくり、などを
教えてくれる格好の素材となる良質なアニメ番組ではあったが。




結論は、僕も常見氏に賛成で。
打ち切りでもいいような気がする。



波平さんもフネさんもワカメも、声変わってるし(笑)

いつかは限界がやってくる。
いや、すでに限界なのかもしれない。




このニュース、住宅屋としても、いろいろ考えさせられました。
  


Posted by おかもと社長 at 10:04Comments(0)ひとりごと映画・TV・お笑い