空間工房社長blog

著作権という言葉は、みなさんも一度は聞いたことがあるでしょう。

今日、こんなニュースがありました。



ヤマハや河合楽器製作所などが手がける音楽教室での演奏について、
日本音楽著作権協会（ＪＡＳＲＡＣ）は、著作権料を徴収する方針を固めた。

著作権法は、公衆に聞かせることを目的に
楽曲を演奏したり歌ったりする「演奏権」を、作曲家や作詞家が専有すると定める。

この規定を根拠に、ＪＡＳＲＡＣは、
コンサートや演奏会のほか、
カラオケでの歌唱に対しても著作権料を徴収してきた。

（Yahooニュースより）





つまり、こういうことです･･･

ヤマハさんや河合さんが「音楽教室」にて･･･
歌やら楽器演奏やらで、教室の生徒の前でレッスンをしたら（模範演奏など）･･･

その曲の「著作権料」を音楽教室サイドは、払え！、ということ。

（当面、個人運営の教室は徴収除外、つまり払わなくてもいい）




これじゃあ、いくらなんでも･･･
大手さんのヤマハさんや河合さんがお気の毒では!?









僕もね･･･

一昨年ですか、長野市民吹奏楽団ってところで、
定期演奏会の実行委員長をやったんですが。


著作権料支払いの申請、しましたよ、JASRACに。


演奏会ってのは、不特定多数の観客の前で演奏することですので。

作曲者と編曲者には、その曲の「著作権」があるわけですから･･･

著作権者に無許可で不特定多数の前で演奏してはいけません。

当然、著作権料を支払わなくてはいけません。




あの申請、まあ、やりゃあどうってことはねえけど･･･

めんどくせえ、といえば、めんどくさい作業でね･･･





音楽教室の方、毎月この申請を課されちゃうってことでしょ？？苦笑



レッスン料もアップするしかねえわな･･･これじゃ･･･







どうなんだろーなー、こういうの･･･

いくらなんでも杓子定規すぎやしませんかい？　JASRACさん！笑










著作権ねえ･･･

一応、法学部出身の僕ではありますが。


あんまり、ちゃんと勉強しなかったんだよな、著作権って（苦笑）







著作権ときいて、、、いつも思い出すのが。

まんがアニメ「キャンディキャンディ」

これですよ、これ↓

♪ そばかすなんて　気にしないわ~





僕が小学生のころ、一世を風靡した大ヒットアニメで。

漫画単行本もものすごい勢いで売れに売れまくった名作です。





が！！！！！！！



キャンディキャンディは、
一切、テレビ再放送されませんし。
漫画単行本も完全絶版となっています･･･


原因は、、、これ↓（原作、という欄にご注目）





そう、原作者が2人いるんです。

水木杏子　さん
いがらしゆみこ　さん


詳しい事情は、よく知りませんが･･･

水木さんといがらしさんが、キャンディキャンディの著作権をめぐって、泥沼の裁判に。

（結果は水木さんの勝訴、だそうです）




これが原因で、もう見ることができなくなってしまいました･･･


いい作品だと思うんですけどねえ･･･

放映当時、
小学生女子のハートはわしづかみでしたから！








著作権かあ･･･

大事なことなんだろうけどなあ･･･



うーん。

あんまりギリギリやるのは･･･どうなんでしょうねえ･･･






あ！ちなみに！！

家の建築図面も、立派な「著作権物」ですよ！！


たまーに、うちの会社にもお客様がおみえになって。

他社さんで設計中の図面（間取り図など）をお出しになってきて、
『これで積算したら、空間工房ならいくら？』

みたいなことを言ってくるひとが、過去、数名おられましたが･･･

（もうそんなひと、めったに見なくなりましたが笑）


これはダメ！

それは、他社さんの設計者が保有する「著作権」を侵しています。



よいこは、そんなことしちゃダメです！笑