2019年04月13日

諏訪大社参拝してきました。

今日は諏訪市にある、工務店さんの作品見学に行ってまいりました。
いろいろと学ぶところや得るところがあり、たいへん勉強になりました。



で。



せっかく諏訪に来たので。
諏訪大社(上社本宮)に参拝してまいりました!

20年以上も長野県に住んでいながら、諏訪大社は初、でした。

その壮観な建物に感動いたしました。
さすがは全国にその名をとどろかす神社です。

諏訪大社参拝してきました。

諏訪大社参拝してきました。

諏訪大社参拝してきました。

諏訪大社参拝してきました。

諏訪大社参拝してきました。



そもそも諏訪大社は。
建御名方神(タケミナカタノカミ)を祀った神社です。
古事記、日本書紀に登場する、日本の神話上の神様で、タケミナカタ大国主(オオクニシ)の子供(次男)だといわれております。




いわゆる「国譲り」神話であります。
国譲り、というのは、ざっくり言えばこうです。



もともと日本に土着の神様として大国主神(オオクニヌシノカミ)がいましたが。
そこに天照大御神(アマテラスオオミカミ)が日本を譲れ、と迫ってくるのです。


アマテラス御雷神(タケミカヅチ)を派遣してオオクニヌシに国譲りを強要します。
オオクニヌシは子どもが回答する、と答えますが、長男は回答を避けて隠れてしまい・・・
そこで今度は次男のタケミナカタが回答する、と答えました。


タケミナカタは怪力で、巨大な石を片手で持ち上げながら、国は譲らん!とばかりにタケミカヅチに力比べを申し入れますが・・・
タケミカヅチの手は氷や剣に変化し、タケミナカタの手は潰されてしまいます。



戦いに敗れたタケミナカタは、諏訪に逃げ込み、もう抵抗しません、ここから一歩も出ません、と許しを請いました。

オオクニヌシもとうとうあきらめて、アマテラスに「国譲り」をしました、、、というのが日本の神話です。
(古事記ではだいたいこうですが、日本書紀では偉大なアマテラスにどうぞこの国をお治めくださいと穏やかに譲ったことになっています)


アマテラスに制服されてしまったオオクニヌシ・タケミナカタの父子は、それぞれ祀られます。
オオクニヌシ⇒出雲大社
タケミナカタ⇒諏訪大社



ちなみに、日本を治めることになったアマテラスは、ご存じ伊勢神宮に祀られています。






なんだか・・・
この国譲り神話って、ちょっとひどくね?、って話で。(笑)
アマテラス、鬼かよ!的な侵略者っぷりで(笑)

日本書紀に至っては、勝者に都合のいいように改ざんされてね?感満載です(笑)


たしか・・・
高校生のときだったかなあ、この古事記日本書紀の国譲り神話を聞いたのは。
さらに手塚先生のまんが火の鳥を読んで・・・
そうか、そういうもんなのか、とも思ったことをうっすらと覚えております(笑)


もともと。
関西出身の僕にとっては。
お伊勢さん参りというのは、小学生か中学生かの、遠足だか修学旅行だかのコースになっていて、帰りに伊勢名物の赤福餅を持って帰ったもので(笑)、伊勢神宮にはなじみがあったんですわ。


でも。
出雲大社・諏訪大社は、なじみがうすく、行ったことがありませんでした。




神話によると・・・
出雲大社・諏訪大社に祀られている神様こそが、日本古来の神様であり。
やはりそのことをわすれてはいけなくて、出雲大社・諏訪大社から、この国をじっと鎮護してくださっている、ともいえるわけです。



お伊勢さんもいいですけど。
お諏訪さん、もいいじゃないですか。

アマテラスの強大な軍勢にただひとり立ち向かって抵抗した神様、それが諏訪大社に眠るタミナカタノカミ、ですよ。



樹齢千年ともいわれる欅は、じっとすべてを知っているのか、と思うと・・・
なんだか不思議な気持ちにさせられました。

諏訪大社参拝してきました。






行ってよかったです。
建造物はほとんどが江戸時代ころに改築建築されたものらしいのですが。


しかしそれにしても・・・建造物には息を呑みました。
すごい建造物でした。










それでは今日の一曲。
近畿大学附属高等学校吹奏楽部の演奏で。
私のお気に入り~宝島

宝島、すごいですよ、高校生離れしています。



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