空間工房社長blog

京都の高級旅館・翠泉さんの客室より。
畳の部屋にベッドがあります。




家づくりの打合せをしていて、たまに出る会話。

「子供が小さいうちは、一緒に川の字で寝るからふとんでいいんです」
「子供が寝相があんまりよくなくて（笑）、ベッドだと落ちちゃう心配があるので」

⇒では寝室は畳を敷いて和室になさいますか？


「あ、でも、将来的にはベッドにしたいなって･･･布団をかたづけるのは面倒だし」
「だから和室じゃなくてフローリングでいいです」



というわけで、寝室はほぼ「フローリング仕上げの“洋間”」になることが多いのですが。



でも翠泉さん客室の写真を見て分かる通り、畳の上にベッド、でもけっしておかしくはないのです。
いわば畳は「日本が誇る、日本製カーペット」なのです。
日本製カーペットの上にベッドがあるだけ、です。

推測するに。
畳の上にベッドを置いたら、ベッドの脚が凹みになって、先々畳の張替えの心配をなさって、フローリング洋間を選択されるのでしょう。




んー。
でも、どうなんだろう？？
張り替えればいいんじゃない？、って思ったりもします（笑）


何年かに一度、畳を新調なさっても、それはそれで気持ちいいんじゃないかなあ。
これ、不思議なんですけど、カーペットを何年かに一度新調することは、みなさん、あまり抵抗がなさそうなんです。

畳だとめんどくさい、ってのがあるんだろうなあ、きっと･･･




だけど、あれですよ、落語でもあるでしょう？
なんとかと畳は新しい方がいい、って(笑)



それはともかく！
今日は、畳の部屋にベッド、という寝室もありうるのでは？、というお話しでした。

畳ですと、着替えもしやすいですよ。
畳の上なら、衣類をたたむのも、しやすいでしょ？？






これから家づくりをお考えの方、ちょっとお考えくださいな。



















それでは今日の一曲。
今日は話題の曲をいきましょう。
Queen - Bohemian Rhapsody