2019年03月24日

そとん壁は、やっぱりいいですよ

外壁材「そとん壁」の施工サンプルです。




そとん壁の特徴は「防水」+「透湿」。


シラス壁に浸み込んだ雨水は、隙間が細かい下塗り材にはほとんど浸み込むことなく、重力によって下方向に引っ張られながら、隙間が大きく抵抗が少ない上塗り材の表面へと流れていきます(高千穂HPより)



多孔質なシラスは、透湿性に極めて優れています。表面の防水塗装が要らないため、壁内部の湿気が壁表面から放出され、建物を湿気による結露やカビの被害から守ります(高千穂HPより)




シラスという自然素材ならではの機能です。
外壁材としては優れた素材といっていいと思います。




ただ・・・
施工サンプルみても分かる通り、手間かかります、施工には。

そのぶん、お値段は高め。
でも、オススメです。


これから家づくりお考えの方、ご一考くださいな。










それでは今日の一曲。
高峰秀子 - 銀座カンカン娘
ふるーい曲ですが、とっても洒落ています。


  


Posted by おかもと社長 at 11:37建材・パーツ

2019年03月23日

打つ・捕る・投げる・走る。描く・選ぶ・つくる・数える。

昨日に続いてイチロー選手について、です。
このひとの凄さについては、もはや僕のような野球素人が言うことなんか、なにもないんですが。


野球ド素人からみても、イチロー選手は単純に凄すぎるのです。



野球というスポーツは、動きを言えば、ざっと4つ。
(専門家的にはもっと複雑なんでしょうけど)




打つ




捕る




投げる




走る






打つ、捕る、投げる、走る。
この4つが常人離れした動きで、4つともプロ一流レベルって・・・驚





おそらくイチロー選手の場合、推測ですが。


観察力と分析力


大前提として、この能力に長けているものと思われます。
そうでないと、こんな大記録が残せるはずがない。。。




こんな選手、過去にいたでしょうか??







建築の世界でいえば・・・なんだろう??


建築士の学科科目は次の4科目で。
計画・構造・法規・施工


この4つの知識が必要なんですが。。。
まあ、これは設計士に求められる「必要条件」にすぎませんわね。






実務で住宅屋をやるなら・・・

設計(描く)
素材選定(選ぶ)
施工(つくる)
資金計画(数える)




この4つになるのかなあ・・・

あ、いや、住宅屋の場合は・・・


コミュニケーション力(話す聴く)


これも大前提で必要な力で、これを入れると5つかもしれんな・・・
※話す聴く、も、観察力と分析力が必要です。




まあ、あれですよ。
コミュニケーション力ってのは、能力・スキルとは違うという解釈に立ったとしても。。


設計・素材選定・施工・資金計画、この4つすべてに卓越した一流レベルのひとに、まだ僕はお会いしたことがありません。
(1つ2つに卓越したひとなら、何人もお会いしました)



僕ももう20年以上この世界にいますけど。。。
まだまだ全然ですね・・・・・・
(イチロー選手に比べたら足元にも及ばない)






プロ野球の世界でもきっとそうなんだと思う。
打つ・捕る・投げる・走る、この4つともが卓越した選手なんて、そうはお目にかかれないんじゃないかなあ。





やっぱり、イチロー選手は凄すぎる。。。
日本人の誇りですわな。










さて、それでは今日の一曲。
甲斐バンド - HERO

  


2019年03月20日

木の床材と魚の刺身はよく似てる!?

屋久島産のスギ材のサンプルが届きました。







木には「心材」と「辺材」があるんですわ。


心材ってのは、木の真ん中部分で、赤味、なんていう通称でも呼びます。
辺材は、白太(しらた)、という通称で呼んだりします。



今回のサンプルはMIXタイプで、赤味と白太を具合よく織り交ぜたもの、です。
これが独特の風合いを生みます。






僕は魚についてはド素人ですが、これ、鮨ネタのマグロに似てるかもしれませんね(笑)
大トロ、中トロ、まぐろ(赤身)、みたいなもので。



ネット解説によりますと。。。

マグロの胴体部分は「トロ」と「赤身」に分かれ。
トロは背側より腹側の身で、脂肪が多く、とくに脂肪分が多く白っぽい部位を大トロ、それ以外を中トロ。
赤身は背骨周辺、背側の身で、マグロの中でも多く取れる。

・・だそうです(素人なのでネット解説から引用)





木も似たような感じですわね。笑
今回の屋久スギは、トロと赤身マグロのミルフィーユ、みたいなもんですね(笑)










さてそれでは今日の一曲。
Madonna - True Blue
かっこいいですねー、やっぱり。


  


Posted by おかもと社長 at 13:23建材・パーツ

2019年03月13日

木には表情がある

床材メーカーさんの世界では、床の樹種のみでなく、「グレード」というものがあります。
一般用語の「グレード」というのは、価格の高い安い、ということなんでしょうが・・・


床材の世界のグレードは、単に価格の高い安い、ではとらえないほうがよろしいでしょう。



無垢床材は木という「生き物」であり、樹種によって色合いや表情が多様で、グレードが上だからいいのだ!、という、そう単純なものではありません。

見え方、には、施主の好み、もあります。


つまり。
床材に関しては・・・
たとえ(価格的には)下のグレードのものであっても、
選択樹種によっては・・・
下のグレードのもののほうが
「家全体の空間にはマッチしていて」
かつ、
「施主の好みの雰囲気演出になる」
これは、じゅうぶんにありうるのです。






うちがよく仕入れる床材建材メーカー・チャネルオリジナルさんのHPからご紹介してみましょう


クラッシィグレード
節・色の濃淡の少ない希少部位をチョイスして仕上げたもの



ナチュラルグレード
色の濃淡や小さな節なども込で自然な感じのもの



ラスティックグレード
色むらをあえて残し、心材辺材なども混ぜた、ワイルドな感じのもの



MIXグレード
赤味、白太、カスリ、などをあえて混ぜたもの



(ちょっと写真では分かりづらいかもしれませんね・・・)



チャネルさんでは、木の表情についても掲載されてます↓





名前や名称を覚える必要はありません。



しかし、室内空間を演出するうえでは「床材」は、きわめて大きな要素です。





施主さんが好みそうな雰囲気というのは、打合せを数度かわしていけば、、、私らもなんとなく分かるものです(笑)


樹種とグレードと塗装色(塗装についてはここでは触れませんでしたけど)、
そして、価格(樹種によっても価格が違うし、無垢の場合、時期によっても異なることも、ままある)
それらをトータルに考えたうえで、、、提案させていただくわけです。



つまり、まあ、あれです、
一言で言えば「木には表情」があるので、その表情を活かした提案しようと心がけてるってことですね。







こういうのも注文住宅ならではの魅力、です。











さて、それでは今日の一曲。
(またも間があきましたね・・・すんません)

Stevie Wonder - Sir Duke


  


Posted by おかもと社長 at 19:23建材・パーツ

2019年03月01日

「日本の伝統を感じさせながらもモダンにする」・・・か。

スターバックス リザーブ®ロースタリー、が昨日東京中目黒にオープンしたらしく、その斬新な店内が話題になっています。
内装をリズ・ミュラー氏、外装を日本が誇る代表的建築家・隈研吾氏。


巨大な焙煎機みたいなやつが店内にドーンとあって。
たしかに、度胆抜かれる・・・すごいですわ・・・











いや・・・もうなんちゅうか・・・
写真見てるだけですけど・・・

もう圧倒されますわなぁ、これは。。。



「日本の伝統を感じさせながらもモダンにする」というのが設計コンセプトだったそうで。
僕がちょっと興味をそそられたのが。

店内内装に銅製のサクラがちりばめられていて。


天井、折り紙をモチーフにした、と。




ふーむ、なるほどねえ。



こないだご紹介したアイカ工業のガラスパネルもそうでしたが。
去年後半くらいからのような気がするんですが、キッチンメーカーなんかが出してくる新色の扉面材だとか、サッシメーカーの新色とかも・・・
「日本の伝統を感じさせながらもモダンにする」的なものが多いんですよ、最近。



このあたりは、これからのトレンド?なのかねえ。




まあ、日本人だしなあ。(笑)
日本古来のタッチのもののほうが、ひとは安心するのかもしれんねえ。。











では今日の一曲。
美空ひばり - 愛燦燦


♪わずかばかりの運の悪さを うらんだりして
・・・かあ。

ん、そうだな、
くよくよしてはいけません、わずかばかりの運の悪さをうらんでも仕方ない(笑)

今日も一日、がんばりましょう。